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川口おじとマック

今日思い出した、ずっと前の出来事。
川口おじが「一度もマックを食べたことがない」と言っていたので買って行った事がありました。

ハンバーガーとポテト、それからチキンナゲットのセット。
川口おじは他の何にも目をくれず、真っ先にチキンナゲットを手に取り不思議そうに眺めはじめた。
「なんだ、肉か?・・・??」
ぶつぶつひとりごとを言いながら裏返したり、
6つ並べて見比べたり…
「チキン?っていったら、鳥か!
 ・・・鳥のどの部分だ!!?」
あげく、一口かじってその断面を顕微鏡のレンズで見はじめる始末。

「そんなの普通気にせんから! それより早く食べないと冷めるよ」
私は可笑しくてたまらなかった。

川口おじはひと通りの研究結果をまとめて、ようやく食べ始めた。
結果的には、鶏肉のクズを食品糊で固めたものだから、こんな形で、こんな断面なのだ、とかそういう見解で。

初めて食べるファーストフードは川口おじにとって未知との遭遇!
うさぎや虫まで食べるあの川口おじが、あんなに恐る恐る食べるなんて、私にとってはただただ面白い来事だった。


でも。
あの日私が笑って言った「普通」ってなんだったんだろう。
だって、テレビでもおいしいよって言ってるから。
だって、売ってあるから。
だって、みんな食べてるから。
本当は私だってちゃんと、あれは普通の鶏肉ではない事は知っているけど…でもだって…


川口おじは、自分でさばいた本物の鶏肉を知っているから、あの偽物に強い違和感を持ったんだ。
不自然な人工物。
普通にみんなが食べている物だとわかっていても、本当に口にして良い物なのか、周りに流されずに自分で判断出来る事、人として本当に「普通」なのはおじちゃんの方だった。


原子力発電だってそうだったんだと思う。
もともとは存在しなかった、不自然な力。
でもクリーンエネルギーだって、正しく使えば安全だって…。
だってそうやってテレビで言ってたから
でも本当は?
ちゃんとどこかで危険なものだと分かっていたのに、、
特に興味も持とうとせず、なんとなくまあ大丈夫なんでしょ。と疑問さえ持たなかった。

その本質が、うっかりチラリと姿を表した時。
なんの予備知識も準備もない私はただビックリして、本とか読んで少しの知識を得て、それでさらに怖くて怖くて・・・
またテレビで言っている
「大丈夫です」「ただちに影響はでません」
に惑わされそうになる。

ちゃんと自分で調べて、自分で考えて、どう身を振るのかを自分で決断しなくちゃ!
この世界には「普通」「当たり前」で隠された、ホントはそうじゃない物ってあとどのくらいあるんだろう。
私は何か起きてしまう前に気がつく事ができるのかな。





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